ド・モルガンの法則

  • NOR 演算は NOT OR 演算の略で、論理和の否定となります。
  • 多くの言語において NOR を表現する二項演算子は定義されていませんが、 ド・モルガンの法則 という法則を用いると、これまでに学習した AND, NOT 演算を組み合わせることによって NOR 演算と等価な演算を実現することが可能です。ド・モルガンの法則とは、以下の等式が成り立つ法則です。
NOT(X AND Y) = NOT(X) OR NOT(Y)
NOT(X OR Y) = NOT(X) AND NOT(Y)
    • これでは少しわかりにくいと思うので、以下の図を活用してください。問題によってはこのように式変形をすることで論理演算が簡潔になることがあります。